麻子:「今年はちゃんとエイプリルフールにやったんだねぇ。」 
泉水:「そうね。今年は意表を突いて太陽暦でやるって気合い入れてたものね。」 
麻子:「その割にはちょっとカンソな気もするけどぉ?」 
泉水:「仕方ないわよ。いろいろと忙しくて、隅々にまで手を回してる時間がなかったんだから。」 
麻子:「で、どのヘンがうそなの?サイトはやっぱり移転しないってこと?」 
泉水:「えーとね、サイトは移転するみたいよ。だけど、ここから先のことは、ヒミツ。」 
麻子:「なんだよう、泉水けちんぼだぁ。」 
泉水:「答えを言っちゃったら面白くないでしょう?それに、私たちはヒントをあげるだけなんだから。」 
麻子:「''たち''って、ぼくはこたえ分かんないよう!」 
泉水:「まあまあ。じゃあヒントね。ひとつ、移転は本当です。ふたつ、でもどこかに嘘があります。みっつ、それは小さくて大きいものです。」 
麻子:「よく分かんなぁい。」 
しおん:「こんちゃ〜。また来たよ〜。」 
泉水:「げ、しおん先輩、どうしたんですか?」 
しおん:「いま小っちゃく''げ''って言ったでしょ〜。」 
泉水:「い、言ってません。」 
しおん:「ま〜いいや。何やってんの〜?」 
泉水:「今回のエイプリルフールの企画について、ちょっと。」 
しおん:「あ〜、サイトが移転するってやつ?あれ、もうしたんだっけ〜?」 
泉水:「先輩!私が話してるんですから、仕事取らないで下さい!」 
しおん:「ごめんごめ〜ん。」 
泉水:「もう!」 
しおん:「あれあれ〜?なに怒ってるのかな〜?」 
麻子:「いずみご立腹?」 
泉水:「怒ってないわ。別に。」 
麻子:「どうだろう。」 
しおん:「ね〜。ひょっとして何かマズイこと言っちゃったかな〜。」 
泉水:「別に、ないですよ!そんなこと、別に!!」 
麻子:「あったんだ。」 
しおん:「あったね。」 
麻子:「てことは、」 
しおん:「アレしか」 
麻子:「ないんですかぁ?」 
しおん:「ないでしょ〜。」 
泉水:「なにふたりで意気投合してるんですか!」 
麻子:「ぼく答え分かったかもしれなぁい。」 
泉水:「そ、そう。よかったわね。じゃあ、しおん先輩はもう帰ってください。」 
しおん:「ま〜冷たい。」 
麻子:「いずみイケズだぁ。」 
泉水:「ど、どこでそんな言葉覚えたのよ!?」 
麻子:「普通に関西の方言だけどぉ。」 
しおん:「だめだめ。泉水ちゃんたらイケナイこと考えてるよ、きっと。」 
麻子:「いずみえっちぃ?」 
しおん:「きっとすごくド○乱だよ。気をつけたほうがいいよ〜?襲われちゃうよ〜。」 
泉水:「誰がですか!ていうかしません!そんなこと。」 
麻子:「あれ〜?でもこの前しおにんに聞いた話だと、いずみ学校の寮で――」 
泉水:「キャー――――!!!しおん先輩!?麻子に何てこと!」 
しおん:「べェつに〜。ヘェルモンデャナイスィ〜。」 
泉水:「いきなり外国人訛りにならないでください。」 
麻子:「でも、ぼくの知らないいずみを知れて嬉しいなぁ。長い間会ってなかったから。」 
泉水:「麻子……。」 
しおん:「ところで、クイズの答えはいつ発表されるの〜?」 
泉水:「……先輩、空気呼んでください。」 
しおん:「空気に文字は書けないよ〜。」 
泉水:「ハァ……。答えは、そのうち管理者さんの方から報告があるそうです。」 
しおん:「つまり、続報を待てということだね〜?」 
泉水:「そうなりますね。」 
麻子:「いずみ、ぼく答え分かったよう。」 
泉水:「うん、でも黙っててね。」 
麻子:「おぉー。」 
しおん:「さ〜て、やることもなくなったし帰るとしますか〜。じゃね〜。」 
麻子:「ばいばぁい。」 
泉水:「はあ、疲れた。」 
麻子:「ぼくたちも休もう?」 
泉水:「そうね。ではみなさん、ごきげんよう。」 
麻子:「またねぇー。」 














































































「で、結局どういうこと?」